糖尿病と歯周病の関係
糖尿病とはすい臓で作られるインスリン(血糖を正常に保つ働きをする)が低下することで血液中のブドウ糖が多くなる病気です。
糖尿病は免疫力が低くなる病気です。
唾液が減ったり、血液の流れが悪くなったり、様々な臓器へ合併症を起こす可能性もあります。心筋梗塞、狭心症、脳卒中、網膜症、動脈硬化、腎臓病など…
口の中も同じで抵抗力が低くなることで歯周病菌に対する抵抗力も低くなっています。
糖尿病の方は歯周病にかかりやすく、治りにくく、重症化しやすいリスクを持っており、治療で回復しても油断すると再発を起こす可能性が高くなります。
糖尿病を持病でお持ちの方は、ぜひ歯周病の検診を受けられることをお勧めします。
糖尿病も歯周病も痛みがないうちに進行してしまう病気です。
気づいたときには重度に進行していた、、、という後悔がないように3ヶ月~半年に1回は定期検診で確認するようにしましょう。