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歯科座学 496 予防3

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 3についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
政府が主導した予防歯科。

虫歯・歯周病だらけの状況を重く見たスウェーデン政府は、1970年代に「虫歯、歯周病予防」を国家プロジェクトとしてスタートさせます。
まずはスウェーデンのある大学が歯についての大規模な調査を始めました。
調査の内容は、虫歯や歯周病などの疾患と、歯科医師による治療や歯科治療を行った後のブラッシングとの関係についてです。
調査を行った結果、虫歯・歯周病予防には、セルフケアと歯科医院での治療の両方が重要であることがわかりました。
これ以降、歯科治療では従来の対症療法だけではなく、併せて「虫歯、歯周病予防」も行うことがより重要であると考えられるようになっていったのです。
スウェーデン政府はこの調査結果を受けて、「虫歯、歯周病予防」という考え方を国家的に推進していく方針を採り、国民に歯科医院で「虫歯、歯周病予防」を受診することを義務付けたのです。
続く。
では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 395 予防 2

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 2についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
なぜスウェーデンは予防大国になったのか。

スウェーデンの歴史から学びましょう。
今でこそスウェーデンでは、国民の虫歯の平均本数は日本の約半分、歯周病はなんと4分の1しかない、と言われています。
しかし、スウェーデンの人の歯がもともと細菌に強いわけではありません。
元々スウェーデンも、1970年代までは非常に多くの国民が虫歯や歯周病にかかり、歯を失う人も多かったのだそうです。
人々の意識もそこまで高くなく、歯に対するケアもおろそかになっていたのだそうです。
次は、国を挙げてのプロジェクトについて学びます。
では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 394 予防 1

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 1についてです。

北欧型の予防歯科とは。

北欧の国、スウェーデンは世界有数の「虫歯、歯周病の予防大国」として知られています。
スウェーデンの虫歯、歯周病の予防の技術、そして人々の意識は日本のそれよりもずっと高いことをご存知でしたか?
今でこそ多くの人が健康な歯を保っているスウェーデンですが、どうしてスウェーデンは虫歯、歯周病の予防大国になっていったのでしょう?
次回以降、スウェーデンの虫歯、歯周病予防の歴史に迫ります!
では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 493 小児の歯の話 93

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、小児の歯の話 93についてです。

矯正終了後の後戻りと再治療の可能性について。

矯正治療は装置を外したあと、そのままにしておくと後戻りすることがあります。したがって一般的には良くなった状態を保持するための保定装置を装着します。マウスピースのような簡単な取り外しの装置から裏側から見えないように細いワイヤーで固定することが多いようです。

歯並びやかみ合わせは口唇、頬、舌など口の周りの筋肉の影響を受けています。歯ならびが再び悪くなってきた理由はさまざまありますので、原因により再治療の費用も異なります。

そのためにも、治療を開始する際にしっかりと説明を受け、十分納得してから治療を開始しましょう。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 492 小児の歯の話 92

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、小児の歯の話 92についてです。

矯正相談した場合、乳歯列なので様子を見ましょうと言われる場合。

子どもの歯並びのでこぼこの治療に関しては、大人の歯並びになる過程で改善する場合もあるので、先生の言われることは間違ってはいないと思います。ただし、症例によっては乳歯列のときに早めに治療開始をした方が予後の良い場合もありますので、心配でしたら、かかりつけの先生とは別の先生に相談されてもいいでしょう。

では本日の歯科座学でした。


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