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歯科座学 407 予防 17

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 18についてです。

唾液検査のまとめ

唾液検査(サリバテスト)は、妊娠中の女性でも小さな子供でも、誰でも受けられる検査です。親子であっても、まったく同じ食事をしているわけではなく、虫歯のなりやすさにも違いがあります。だからこそ、唾液検査で個々人のお口の中の状態を知っておくことが大切なのです。子どもだけでなく、ぜひ、お父さんお母さんも一緒に、唾液検査を受けてみてはいかがでしょうか?家族みんなで、正しい予防歯科を始めていきましょう。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 406 予防 16

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 17についてです。

唾液検査の結果と生活習慣。

検査結果を受けて歯医者さんはいろいろなアドバイスをしてくれます。その中には、生活習慣を変えなければいけない内容が含まれていることもあります。
本当に虫歯予防を真剣に考えるなら、食生活などの生活習慣を変える努力が必要になることも頭に入れておきましょう。子どもの場合は、おやつの与え方やその種類などにルールを設けなければいけないケースもあります。歯みがきの習慣も、もっと細かく指示が与えられるかもしれません。
一旦慣れた習慣を変えるのは苦労しますが、検査結果によってもたらされるアドバイスですので、子どもにも説明をしながら、適切なケア方法を実行していきましょう。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 405 予防 15

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 16についてです。

虫歯の予防ケア。

最近では、世界的にも予防歯科の考えが広まっています。ただし、なんでも「ケアすればOK」というわけではなく、適切なケアを行うことが大切です。「毎日きちんと歯みがきしても虫歯になる」のは、別に原因があるからでしょう。その原因をきちんと把握しなければ、せっかくどんなケアをしても、無駄になってしまいます。

その点で、唾液検査は、今の口腔内の環境のリスクを測定する事ができる良いツールですので、ぜひ試してみて下さい。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 404 予防 4

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 15についてです。

歯医者さんが唾液検査をすすめる理由。

唾液検査をすることで、虫歯になりやすい状況かどうかを確かめることができるのが一番のメリットです。また、「歯みがきをしているのに虫歯になる」など、きちんと虫歯ケアをしているのに虫歯になる場合、虫歯になりやすい口内環境なのか、歯みがきが上手でないなどの問題があるのかを、探るカギにもなります。
子どもの場合、大人よりも虫歯の危険にさらされやすく、一旦虫歯になると一気に虫歯が広がることもあります。そのため、予防法をより的確にアドバイスしてもらい、その予防法を実行していくことが大切です。唾液検査は、そんな予防法を歯医者さんがアドバイスするうえでの有効な判断材料となるのです。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 403 予防3

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 14についてです。

唾液検査の結果とその対応策。

ミュータンス菌が多い場合のケア

ミュータンス菌が多いという結果が出た場合は、お口の中が虫歯になりやすい環境であるといえます。ミュータンス菌がこれ以上増えないように、歯垢(プラーク)を除去するなどのケアが必要になります。

ラクトバチラス菌が多い場合のケア

ラクトバチラス菌は虫歯を促進してしまう菌です。歯と歯の間、詰め物をした場所、虫歯の穴などにたくさん繁殖していきます。この菌が多いということは、すでに虫歯が進行しているかもしれません。砂糖がラクトバチラス菌のエサになるので、砂糖を控えたり、食後に歯みがきをする習慣をつけるなどのケアが必要になります。

唾液の中和力

食後は歯が溶けやすい状態になります。しかし、唾液が出ることでその状態が中和され、歯が守られるのです。その中和の力を調べれば、「再石灰化が始まるまでにどれくらいの時間がかかるか」=「虫歯になりやすいかどうか」を調べることができます。歯の質がいいのか悪いのかの判断にもつながるので、唾液の中和力はとても大切なポイントになります。

唾液の量

唾液は、お口の中の食べ物を洗い流してくれたり、歯の質を強化するのに役立ちます。また、抗菌作用があるので、虫歯菌などの細菌の繁殖を防ぐこともできるのです。唾液の量が少ない人は、虫歯になりやすい状況に陥りがちです。唾液の量が少ない理由は、緊張、ストレスなど心理的原因も含まれるため、普段の生活の様子などを話しながら、唾液をより多く出すための工夫などをアドバイスされます。

では、本日の歯科座学でした。


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