歯科座学 491 小児の歯の話 91
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
本日は、小児の歯の話 91についてです。
矯正に失敗はあるのか?
計画していた矯正治療の結果が得られない場合には、下記のような様々な原因が考えられます。
1. 患者さんの協力が得られない場合。(予約を守らなかったり、患者さんの協力による装置の使用の理解が得られないとき)
2.患者さんの成長発育が治療計画時の予測を超えている場合。(過成長や劣成長になった場合)
3.口腔習癖や口呼吸など、口腔機能に不正咬合の原因があり、それを本人も含めて治せない場合。
4.転居や転医で治療方針が一定しない場合。(引っ越しや主治医の変更に伴う場合が多い)
場合によっては、想像していたのとは、違う場合もあるかもしれません。
矯正を始める前に、ゴールはどこなのか、リスク等もしっかり説明されたか、十分に検討する事が必要です。
では、本日の歯科座学でした。