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歯科座学 398 予防8

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 8についてです。

予防歯科で行う治療について。
3DS療法について。

3DS(Dental Drug Delivery System)は虫歯や歯周病の予防効果を高めるためにおこなう予防歯科治療です。専用のマウスピースに薬剤を注入して装着することで、虫歯菌や歯周病菌に直接作用させて除菌し、悪化させる要因である歯垢の定着を集中的に抑える治療です。

虫歯菌が多い、歯周病菌が多いという方など、徹底的に予防し、絶対に虫歯にしたくない、絶対に歯周病になりたくないと言った方にオススメです。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 497 予防7

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 7についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
スウェーデンの予防歯科への取り組み、その結果。

こうした意識の高さは実際の健康にもしっかり繋がっています。
日本では、「歯は歳と共に脆くなる」という考え方が一般的ですね。
一方スウェーデンでは、70歳になっても日本人と比較して多くの歯が残るそうです。
歯を失ってしまうということは誰にでも起こる老化現象などではなくて、虫歯や歯周病がその原因であり、「虫歯、歯周病予防」にきちんと取り組むことによって、歳をとっても歯は残せるのだということを、スウェーデン政府の取り組みとその成果がきちんと証明してくれています。
まだまだ日本の虫歯、歯周病予防の意識は高くはないです。
しかし、歯の健康はそのまま生活の質、そして自分の体の健康にかかわってきます。
歳をとっても健康に過ごしていくためにも、若いうちから自分の歯のケアについて意識を高く持っておきたいですね。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 496 予防 6

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 6についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
スウェーデンの予防歯科への意識。

そもそも、虫歯、歯周病予防に対する意識の差はどうなのでしょうか?
スウェーデンでは小さいころから「歯の疾患は予防するもの」と教えられているので、虫歯、歯周病予防は必要だと思っている国民の割合は非常に高いです。
一方日本ではまだまだ対症療法が主流なので、虫歯、歯周病予防が必要だと答える人の割合はそこまで高くないです。
また、日本では使用している人があまり多くないデンタルリンスやデンタルフロスといったオーラルケア用品の利用がスウェーデンでは盛んです。
スウェーデンにおいては、「ブラッシングに加えてデンタルフロス、デンタルリンスは当然使うべき」という考え方の人が多いようです。
一方日本では、「歯のケアは丁寧なブラッシングだけで充分」と考えている人が多いようです。

では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 495 予防 5

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 5についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
政府が主導した予防歯科 続き。

国をあげた対策の他にも、個人の歯の状態によってケアやクリーニングの方法、歯科医院に通う頻度も異なってきます。
そして疾患のある人には専用のプログラムが組まれます。
糸ようじ、歯間ブラシなど、自分では判断がつきにくい道具の選び方もきめ細かく指導されますので、当然健康レベルは上がります。
日本だと、とりあえず一週間ごとに通う、虫歯ができたらとりあえず削るなど、全てとは言いませんが個人に合わせた治療が充実している、とは言い切れないかもしれません。
糸ようじや歯間ブラシなどの小道具に至っては、歯のケアの意識の高い人が自分で市販のものを買って使用する、という状況ですね。
ここにもスウェーデンの虫歯、歯周病予防に対する意識の高さが見てとれます。
では、本日の歯科座学でした。


歯科座学 497 予防の話 4

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

本日は、予防のお話 4についてです。

北欧型の予防歯科 スウェーデンに学ぶ。
政府が主導した予防歯科 続き。

そうしたプロジェクトの甲斐あって、現在のスウェーデンの歯の治療体制はとても充実しています。
まず、「すべての国民に平等に予防と治療機会」という目的で設立された国の医療サービス機関で、全ての国民が定期的に歯垢除去治療とその指導を受ける事ができます。
20歳未満の国民であれば、歯の状態を検査することも歯科医院での治療も無料でしてもらえるので、スウェーデンの人々は子供のときから歯の健診を生活習慣として定着させられるのです。
また、両親の出産前指導というのもあります。
乳児でも歯が生え始める頃から歯の状態をチェックする義務があります。
それは治療ではないので、子供にとって歯の検診は気持ちがよくなる、楽しい事なのだという意識を定着させてくれます。
羨ましいことに、スウェーデンでは歯科医、歯の治療が怖いという感覚はほとんど無いのだとか。
では、本日の歯科座学でした。


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