歯科座学 424 口腔外科 17
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
本日は、口腔外科 17についてです。
悪性黒色腫についてです。
50歳以上の中高年齢者に発生することが多く、男女差はありません。硬口蓋と上顎歯肉に発生することが多いのですが、下顎歯肉や頬粘膜などにも生じます。
さまざまな形や大きさの黒褐色腫瘤として認めますが、着色が明らかでない場合もあります。
また、リンパ行性あるいは血行性の転移が多く、予後(よご)は極めて悪いものです。
治療はリンパ節の郭清(かくせい)を含めた外科手術が主ですが、放射線治療、化学療法や免疫療法なども補助的に行われます。
では、本日の歯科座学でした。