歯科座学 268 歯科疾患実態調査 乳歯
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は歯科疾患実態調査とは何かということについて学びました。
調査の目的は、
日本の歯科保健状況を把握し、歯科口腔保健の推進に関する基本的事項及び健康 日本21(第二次)において設定した目標の評価等、今後の歯科保健医療対策を推進するための基礎 資料を得ることを目的としているのでした。 調査の対象は、 全国を対象として、平成28年国民健康・栄養調査において設定される地区(平成22年国勢調査の 調査区から層化無作為抽出した全国計475地区)からさらに抽出した150地区内の満1歳以上の世帯 員を調査客体としています。ただし、熊本地震の影響により、熊本県の全域を除いています。 調査の期日は 平成28年10月及び11月(国民健康・栄養調査の身体状況調査と共に実施)です。 主な調査事項は、 1)性別 2)生年月日 3)歯や口の状態 4)歯をみがく頻度 5)歯や口の清掃状況 6)フッ化物応用の経験の有無 7)顎関節の異常 8)歯の状況 9)補綴の状況 10)歯肉の状況 11)歯列・咬合の状況
でした。
本日から実際の結果考察と過去との比較について学びます。
まずは、歯の状況について乳歯のみと、乳歯+永久歯の状態について学びます。
4歳以上8歳未満では、
う歯を持つ者の割合が40%前後でした。14歳以下の各年齢に おいて過去の調査と比較すると、う歯を持つ者の割合は、1人平均df歯数(dft指数)1人平均未処置歯数は概ね減少傾向を示しています。
次に、乳歯+永久歯についてです。 5歳以上15歳未満においては、12歳以上13歳未満以外の各年齢において、4~7割程度の者が乳歯 または永久歯にう歯を有していました。過去の調査と比較すると、減少傾向を示しています。
次回は大人の永久歯についてです。
では、本日の歯科座学でした。