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歯科座学 257 歯周治療時の医科薬剤の注意

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回は、歯周病の治療と医科との連携について学びました。
最近では、社会の高齢化に伴って、
様々な全身性疾患を有する歯周病患者が
歯科医院に訪れる状況が増加しており、
全身性疾患も既往や現在通院中の疾患などがある場合には、
主治医の先生に患者様の診療情報を求める必要があるのでした。

また、歯周治療前の医療面接で全身性の疾患が疑われる場合には、
症状に応じて速やかに医科に紹介することも、
歯科医師の役目となり、
全身性の疾患の種類や症状、
処方薬剤についての知識を持ち合わせ、
適切な時期に、適切な内容の照会を行う事が重要となります。
また、糖尿病などの歯周病の発症や進行と深く関係している疾患に関しては、
主治医の先生と連携し、互いがそれぞれの病状を把握し、
治療を進める事が望ましいのです。

本日も医科の主治医との関係についてです。
フェニトイン、ニフェジピン、あるいはシクロスポリンなどによる薬物性歯肉増殖が疑われる場合は、その可能性を指摘し、
処方の薬剤について主治医に照会します。
処方薬剤変更の可否について打診する場合には、
その歯科的メリットや変更後に予想される全身的な症状の変化などに関して、
主治医と十分な連携をとり、相互理解を深めた上で決定してもらう事が重要となります。
ビスフォスフォネート製剤や抗RANKL抗体製剤は、骨粗鬆症の治療薬として、また、癌の骨転移に対する薬物療法の骨修飾薬なども歯科の治療では注意が必要になってきます。

これらの薬剤を使用している場合は、
適切な治療計画を立案し、
医科と連携をとりながら治療を進めていくことになります。

では、本日の歯科座学でした。


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