歯科座学 246 歯周-歯内病変の検査
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は歯周-歯内病変の分類について学びました。
歯周-歯内病変の分類は
Simon ・Weine の分類が多く引用されています。
その発症原因から分類すると以下の 3 つの型に分けられます。
クラスI(歯内病変由来型) エックス線所見では進行した歯周炎の骨吸収像を示しますが、歯髄の炎症、壊死が原因である場合、歯髄は失活しおり歯内治療を行います。
クラスII(歯周病変由来型) 歯周炎による重度の骨吸収が存在し、歯周ポケットを経由して、副根管または根尖孔から歯髄が感染した場合、歯髄は生活歯の場合が多く、多(複)根歯の場合、一根のみ失活していることもあるので十分注意する必要があります。
クラスIII(歯周 - 歯内病変複合型) 根尖性歯周炎による根尖周囲の骨吸収と歯周炎による骨吸収とが連絡し、合併した病変で、歯髄は 失活しています。まず歯内治療を行い、歯周治療との併用が必要となります。
上記のように分類し、治療を行っていくのでしたね。
本日は、歯周-歯内病変の検査について学びます。
歯周-歯内病変が疑われる場合、次の項目の検査を行います。
1、 歯髄の生死
2、 歯周ポケットの深さ、根分岐部のプロービング
3、 X線撮影
4、 歯肉の炎症の測定
5、 疼痛の種類
6、 咬合状態
7、 歯根破折の有無
などです。
これらの検査を行い、歯周-歯内病変の診断を行っていくのです。
では、本日の歯科座学でした。