歯科座学 250 根分岐部病変の検査
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回から根分岐部病変について学んでいます。
復習ですが、分岐部病変は、根が一本ではなく複数ある場合の根間中隔の歯周組織が破壊される病変で、特に上顎では4番目から7番目の臼歯、下顎では、6番目、7番目の臼歯にみられるのでした。
この部位は、形態が複雑になっている場合が多く、通常の歯周治療用具を使用して確実にデブライトメントをすることは難しいのでした。
根分岐部病変は、辺縁歯周組織からの炎症の波及、外傷性咬合、歯周歯内病変などによって生じ、歯根の形態や離開度、ルートトランクの長さ、エナメル滴やエナメル突起などの局所的な因子が根分岐部への病変の波及、その程度に関わっているのでした。
本日は、根分岐部病変の検査についてです。
根分岐部病変の検査で重要なのは、ファーケーションプローブを用いた精密なプロービングとレントゲン写真による検査です。これらは、原因の確定と病変の広がりを知る事ができます。
レントゲン写真では、ルートトランクの状態、歯冠歯根比、根の長さ、湾曲度、形態、分離度、離開度などが挙げられます。
今日大切なのは、根分岐部病変は、ファーケーションプローブという道具を使用して根の分岐部を探るという事と、合わせてレントゲンを用いて、根分岐部がどのような形態になっているのかを調べるということです。
では、本日の歯科座学でした。