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歯科座学 237 歯肉切除術

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回は新付着術について学びました。
新付着術は、ENAPと言われることもありました。
新付着術はメスを用いた歯周ポケット掻爬術の一種で、歯肉辺縁から歯周ポケット底に内斜切開を加えて歯周ポケット内壁を除去し、歯根表面をスケーリング・ルートプレーニングした後に歯根面に歯肉を圧接して縫合する方法でしたね。
新付着術という名前の如く、新しく新鮮な面を根面に付着させる方法でした。
歯周外科は名前と術式が難しい場合が多いのでどれがどの方法なのかよく覚えるようにしましょう。

本日は、歯肉切除術についてです。
歯肉切除術の目的は、歯茎が腫れてしまったことにより歯周ポケットができる仮性ポケットや浅い真性ポケットの減少です。
歯肉を外斜切開にて切除してしまう方法です。
歯肉切除術の良い点は、確実に歯周ポケットが減ることで、術式も簡単な為、ミスが起こりにくいです。
一方、歯茎を直接切る為、術後の出血や痛み、歯肉退縮など起きてしまう場合があります。
特に仮性ポケットは、モリモリに盛り上がってしまうとポケット内の清掃性が悪く、内服剤による歯肉増殖症で歯肉切除術を行う場合がよくあります。

では、本日の歯科座学でした。


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