歯科座学 229 一次性と二次性の咬合性外傷
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は咬合性外傷について学びました。
咬合性外傷とは、過剰な咬合力や側方の力が異常にかかる外傷性咬合によって引き起こされるもので、主に、セメント質や歯根膜、歯槽骨の障害であり、咬合性外傷は一次性外傷と二次性外傷に分けられるのでしたね。
歯根膜の圧迫部の変性壊死や歯槽骨の吸収などを認め、歯根膜の拡大、垂直性の骨吸収、歯の動揺などが症状として現れるのが特徴でした。
一次性の咬合性外傷とは、力が歯に過剰に加わることで、その結果歯周組織に対して外傷がしょうじるものです。
一方、二次性の咬合性外傷は、歯周炎などの進行のために歯を支える歯槽骨が減少し、咬合負担能力が低下した歯に生じる外傷です。
一次性咬合性外傷は外傷が歯に始めに伝わりその結果歯周組織に影響を与えるもので
二次性咬合性外傷は、そもそも弱っている歯に、強い力ではない生理的な力が加わっておこる外傷です。
咬合性外傷を引き起こすのもには、
歯列不正や早期接触、咬頭干渉、ブラキシズム習癖、食片圧入などがあります。
では、本日の歯科座学でした。