歯科座学 226 歯肉縁上の化学的コントロール
<p style="text-align: right;">皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。</p>
前回は、スケーリングルートプレーニング後の注意事項について学びました。
スケーリングルートプレーニングは、歯肉縁下の感染物を除去し、根面を滑沢にするものでした。
それ故に、根面に知覚過敏が生じやすくなります。
また、観血的処置ですので、免疫が弱って入る患者様には注意が必要になります。
本日は、歯肉縁上の化学的コントロールについて学びます。
化学的コントロールの内、歯肉縁上のコントロールに使用されるのは、塩化ベンザルコニウムやクロルヘキシジンなどのうがい薬です。
細菌性プラークの形成抑制作用や歯面の薬剤によるコーティング作用などの効果があります。
これらのうがい薬は、十分なブラッシングあってこそ効果を発揮します。
特に就寝前のうがい薬の使用は、就寝中の細菌の繁殖を抑えます。
また、全身的な手術、例えば胃がんや大腸ガンなどの手術の後は十分なブラッシングができない場合もよくあります。
その様な場合はうがい薬を併用し術後の感染症を防ぐ為にも使用されます。
うがい薬単独では、十分な口腔ケアは行えませんので、必ずブラッシングとの併用を行いましょう。
では、本日の歯科座学でした。