歯科座学 219 プラークリテンションファクター②
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回はプラークリテンションファクターについて学びましたね。
プラークリテンションファクターは、プラークの増加、付着因子であり、
それに伴い、歯周組織の炎症を起因する因子となります。
つまり、プラークリテンションファクターは、歯周病の増悪因子でもあるのですね。
プラークリテンションファクターの種類としては、
• 歯石
• 不適合修復物
• 歯列不正
• 口呼吸
• 歯の形態異常
• 食片圧入
• 狭小な口腔前庭
• 小帯高位付着
などがありました。
歯石は、多孔性であり、歯石内部には多くの歯周病菌が活動しています。
また、歯石は歯医者さんでしか取れないので、歯ブラシでは歯石は取れず、歯石があるところは、ずっとプラークがのこります。
不適合補綴物は、銀歯の淵に段差があったり溝がある事でその部位にプラークが付着しやすくなります。
歯列不正、歯の形態異常、狭小な口腔前庭、小帯高位付着は、歯ブラシの毛先やヘッドが入りにくく磨き残しが出やすい形態です。この事で、プラークが付着しやすくなります。
口呼吸は、唾液による自浄作用が低下し、食片はそれ自体プラークの温床となります。
この様に、歯周病や虫歯の原因となるプラークが付着しやすくなる因子であるプラークリテンションファクターは、治療によって改善、除去し、口腔内を健康的にして行くのが重要ですね。
では、本日の歯科座学でした。