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歯科座学 182 歯周病と内毒素

みなさん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。

前回はTannerella forsythiaについて学びました。
Tannerella forsythiaは、Tannerella という博士が発見したforsythiaですので、Tannerella forsythiaという名前なのでしたね。
これまで学んだ歯周病菌全てそうですが、様々な毒性を持っているため、人間にとって病原性の歯周病菌なのですね。

今回は、この中で内毒素について学びます。
内毒素は、グラム印象陰性菌の外膜の構成要素であるリポ多糖のことです。
内毒素は、菌体内にあり細菌が破壊される事で放出されます。もともと体のなかに持っている毒素ですので内毒素と呼ばれます。

ちなみに外毒素というものも存在します。
これは、細菌が作り出し、外に排出するものです。
コレラ菌のコレラ毒素やボツリヌス菌のボツリヌス毒素などがこれにあたります。
予防接種などでこれらの毒素について知っている方もいると思います。

内毒素は、マクロファージと結合したり、各種サイトカインを放出させたりと歯周組織にとどまらず体内でも血管を炎症させかたくしたり、糖尿病を悪化させたりいい事はありません。
ですので、内毒素をなくす、そのためには歯周病菌を減らす、歯磨きを頑張って、定期的に歯医者さんでメンテナンスする事が大切です。

では、本日の歯科座学でした。


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