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歯科座学 181 Tannerella forsythiaについて

みなさん、こんにちは。
本日は、Tannerella forsythiaについて学びます。
Tannerella forsythiaも歯周病に原因菌ですが、実際にはどの様に歯周病に影響を与えているのか、詳しくは分かっていません。
今日は、目線を変えて、なぜTannerella forsythiaという名前になったのかを説明します。

まず、Tannerella forsythia は元々は、Bacteroides forsythusとしてTannerらによって歯周病患者の歯周ポケット深部から分離され、Bacteroides属の新菌種として1986年に提唱されました。
その16S rRNA遺伝子の塩基配列がPorphyromonas属,Prevotella属,B. fragillsと異なることが指摘され、2002年Sakamotoらは,16S rRNA遺伝子の塩基配列の他,細胞壁膜脂質構成成分や酵素活性を明らかにし,Tannerella forsythensisとして再分類し、同年同じくSakamotoらがTannerella forsythiaと再分類しました。
つまり、
Tannerella という博士が最初に見つけたので、Tannerella forsythiaとなったのですね。

特徴として、Tannerella forsythiaは、性腎性歯周炎の病巣局所見られる歯周病原生菌です。
紡錘状という特徴的な形態をしており、Fusobacteriu nucleatum(フソバクテリウム・ヌクレアータム)が周囲にいると、発育が促進されるという性質を持っています。
また、P.g菌と同様、内毒素によって歯周組織に悪影響をもたらします。
病原因子としては、トリプシン様プロテアーゼ、シアリダーゼ、BspAタンパク、ヘマグルチニン、S-layer、Forsythia detaching factor ( FDF )などが発見されています。

では、本日の歯科座学でした。


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