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歯科座学 180 スピロヘータと歯周病

みなさん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は、Prevotella intermediaについて学びました。
Prevotella intermediaの特徴は、妊娠中に体内で産生されるホルモンによって刺激を受け、爆発的に増殖するのでした。
体の血管は心臓から繋がっており、体のあちこちでできた物質は血管を巡って様々な臓器にいきます。
例えば癌の転移も血管を伝って転移しますし、糖尿病の血糖も全身を巡り腎臓や網膜を悪くします。
血糖は歯肉の血管から出てきて、歯周病菌を活発にします。
歯周病菌の毒素も、歯肉の血管から体内に放出されます。
この様に体の物質は様々なところで影響を及ぼしているのです。

本日は、Treponema denticolaについて学びます。
Treponema denticolaはスピロヘータの一種であり、らせん状の形態をしたグラム陰性の真正細菌の一グループです。
他の典型的な細菌とは異なり、菌体の最外側にエンベロープと呼ばれる被膜構造を持ち、それが細胞体と鞭毛を覆っている。細胞壁が薄くて比較的柔軟であり、鞭毛の働きによって、菌体をくねらせたりコルク抜きのように回転しながら活発に運動します。

ですので、歯肉の中でも活発に動き回り、どんどん歯茎を破壊していくのです。

では、本日の歯科座学Treponema denticolaについてでした。


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