1. 四元歯科(鹿児島市)
  2. 歯科座学
  3. 歯科座学 153 唾液腺 総論

歯科座学 153 唾液腺 総論

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回は、スタセリンとプロリンリッチタンパクについて学びました。
これらは歯面のアパタイトに強固に付着し、歯面に歯石が付着したり汚れが歯面につきにくくするのでしたね。

本日から、唾液腺について学んで行きます。
唾液腺とは、その名の通り、唾液をつくる腺であり、大きく分けて、大唾液腺と小唾液腺に分けられます。
大唾液腺は、耳の前方付近にある耳下腺、顎の下にある顎下腺、舌の下にある舌下腺の3つを指し、唾液の多くはこの大唾液腺から分泌されます。
大唾液腺の神経を少し詳しく説明すると、
耳下腺の分泌線維は舌咽神経に由来し、舌咽神経→下神経節→鼓室神経→鼓室神経叢→小錐体神経を通って耳神経節で節後神経と交代し、節後神経は耳介側頭神経(V₃)とともに走行して耳下腺に行き、腺に分布します。
顎下腺と舌下線の分泌線維はともに顔面神経(中間神経)に由来する。顔面神経(中間神経)→鼓索神経→舌神経(V₃)と走行して顎下神経節で節後神経と交代したのち、それぞれの腺に分布します。

少し詳しくなりましたが、唾液腺は神経の支配を受けて唾液を分泌するのです。

また、大唾液腺以外にも、小唾液腺と呼ばれるものがあります。
小唾液腺は、口唇腺、頬腺、口蓋腺、エブネル腺などがあります。

下唇を噛んでしまって、その際口唇腺を潰してしまい水ぶくれのようなものができてしまう事があります。
これは唾液が出て行く導管から唾液が漏れ、たまってしまい唾液の袋ができるのです。

次回から詳しく学んで行きましょう。
では、本日の歯科座学でした。


エントリーリスト

© 医療法人 寿洋会 四元歯科 All Right Reserved.