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歯科座学 154 耳下腺

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回は、唾液腺の総論について学びました。
唾液腺には大唾液腺として、耳下腺、舌下腺、顎下腺がありました。
小唾液腺と言うのもあり、小唾液腺の種類としては、口唇腺、頬腺、口蓋腺、エブネル腺などがありました。
本日は、その中でも耳下腺について学んで行きましょう。

まずは、耳下腺がどこにあるかですが、専門的に述べると、外耳道の前下方で、底辺は下顎角、後ろは胸鎖乳突筋、上方は咬筋外面で頬骨弓の下及び下顎枝まで広がる大変大きな唾液腺です。
耳下腺には、腺から唾液を口腔内に送る耳下腺管があり、腺前上部から出て、咬筋の外面に沿って前走し、頬筋と粘膜を貫いて、上第二大臼歯歯冠の高さで口腔内に出ます。
この出口を耳下腺乳頭と呼びます。

耳下腺の周りには、顔の知覚を支配する顔面神経が通っており、この顔面神経が耳下腺を支配するように思われがちですが、実は耳下腺は舌咽神経神経という神経が支配しています。
逆に、今後出て来ますが、舌下腺や顎下腺は舌咽神経の支配ではなく、顔面神経の支配を受けます。
言葉や場所が似たり寄ったりだと、紛らわしいですね。

耳下腺は大変大きく、唾液の分泌量も多いので、ぜひ覚えておきましょう。

では、本日の歯科座学でした。


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