歯科座学 151 唾液の有機質 免疫グロブリン
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回はヒスタチンについて学びました。
ヒスタチンは細菌に付着する事で細菌を不活化し、細菌に対して抗菌の作用を示すのでしたね。
本日は免疫グロブリンについて学んで行きます。
免疫グロブリンには様々な種類のものがありますが、その中で、唾液中に含まれる免疫グロブリンは、主に3種類あります。
一つ目が、免疫グロブリンA、
二つ目が、免疫グロブリンG、
三つ目が、免疫グロブリンMです。
免疫グロブリンは、そもそもはリンパ系の免疫細胞から作られるタンパク質で、体液性抗体とも言われます。
マクロファージが細菌やウイルスを食べ、その情報をB細胞という免疫細胞に伝えます。
するとB細胞がその細菌やウイルスに結合する形の抗体を作ります。
この抗体が免疫グロブリンです。
免疫グロブリンは、特定の細菌ウイルスに対して結合する特異的部位を持ち、特に2回目以降の侵入の際は、多量に作られます。
唾液中の免疫グロブリンで特に重要なのが、
免疫グロブリンAです。
免疫グロブリンは血清型と分泌型に分けられ、
唾液中で特に細菌 ウイルスに対して働きかけるのが分泌型です。
分泌型免疫グロブリンAは、数ある免疫グロブリンの中でも、口腔内を守るために非常に重要なのが有機質なのですね。
では、本日の歯科座学でした。