歯科座学 150 唾液の有機質 ヒスタチン
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は、唾液中に含まれる尿酸について学びました。
尿酸は、細菌の持つ尿酸分解酵素、ウレアーゼを用いて尿酸を分解し、
口臭の原因となるアンモニアを放出するのでした。
唾液中の尿酸を減らすことは難しいので、
この場合、口腔内の細菌を少なくする事が有効でしたね。
唾液中の成分にも、意外なところで口臭の原因となるものがあったのです。
そもそも、口腔内で大変重要になってくるのは、細菌をいかに少なくするかという事です。
唾液の抗菌成分では、なかなか太刀打ちできない場合も多い為、口腔内は常に清潔に保っておきましょう。
本日はヒスタチンについてです。
ヒスタチンは唾液に含まれることが確認されています。
ヒスタチンも、細菌に対して抗菌作用を示し、ヒスタチンが、細菌に付着し、細菌を不活化してしまいます。
ヒスタチンについては、あまり詳しく調べられていませんが、
口腔内で抗菌作用を示す成分の一つなのですね。
やはり口腔内は、常にいる口腔内常在菌以外にもウイルスや未知の細菌に侵入を許す最初の場所です。
一つの抗菌システムでは容易に突破されてしまう為、様々な種類の抗菌物質によって防御し、体を守っているのですね。
では、本日の歯科座学でした。