歯科座学 125 歯磨き粉の有効成分 フッ化物
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は知覚過敏抑制効果のある薬効成分について学びました。
そもそも知覚過敏は、歯の表面近くにある象牙細管内の組織液が外来からの刺激によって流動し、その流動の刺激が神経に伝わりピリッとした感覚が発生します。
そこで、知覚過敏を抑制するために、象牙細管を塞いでしまい、刺激が伝達しない様にする方法と神経そのものが興奮しない様にする方法があります。
前回が乳酸アルミニウム、後者が硝酸カリウムです。
歯磨き粉には乳酸アルミニウムと硝酸カリウムどちらも含まれている場合と、一方しか含まれていない場合があるのでどちらが入っているのか確認して購入しましょう。
本日は、歯磨き粉の薬効成分の王道、フッ素についてです。
歯磨き粉に含まれるフッ素は、フッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウムなどが正式名称です。
一般的に90パーセントの歯磨き粉にはフッ化物が配合されているとも言われており、化粧品ではなく医薬部外品を選べばほぼ配合されています。
また、歯磨き粉のフッ素濃度は1000ppm以下と決まっているため、おおよそ製品で差は無い様に感じます。
フッ素は奥が深いので、明日以降また詳しく学んでいきましょう。
では、本日の歯科座学でした。