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歯科座学 63 歯髄に達する虫歯

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回はセラミックインレーについて学びました。

セラミックは生体親和性に優れ、色も綺麗で歯に大変よく馴染みます。

象牙質に及ぶ虫歯の治療法はこれらの様に様々な種類があるのですね。

では、本日は、歯髄に達する虫歯 についてです。

虫歯がエナメル質を破壊し、象牙質に達し、いよいよ歯の中心部である歯髄に進むと、神経が虫歯によって感染し、以前学んだ歯髄炎が引き起こされます。

この、歯髄に達する虫歯をC3と呼びます。
ちなみに、表面脱灰はC0、エナメル質に限局した虫歯はC1、象牙質に及ぶ虫歯はC2でしたね。

歯髄に虫歯が到達してしまった場合、ほとんどの症例で神経を抜く抜髄という処置をしなければなりません。

抜髄は、虫歯を全て取り除き、その上で歯の中心にある神経を専用の機械で取ってしまう事を言います。

大人の場合、一度神経が感染してしまうと、その歯の神経は根尖まで全て取ることになります。

当然、神経は根尖で切られ、切り傷ができますので、神経の興奮を抑える薬を神経のあった部屋に入れて症状を落ち着けさせます。

その後は、最終的なお薬を根っこに入れ、上部に支柱を立てて、被せ物をしたら、その歯の治療は終わりとなります。

全て終わるのに治療に回数がかかる為、
一つの虫歯を治すのに数週間もかかった、という場合もあります。

神経はなるべく摂らないに越した事は無いので、虫歯が大きくなりC3になる前に治療しましょう。

では、本日の歯科座学でした。


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