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歯科座学 50 歯槽骨のリモデリング

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。

前回は歯槽骨の構造について学びました。

歯槽骨は歯を支える為に必要不可欠で歯周病などになると歯槽骨が破壊されてしまい、歯を支えるものが無くなり、歯がグラグラして抜けてしまいます。

そもそも、歯というものは正常な状態で歯の破壊と再生が繰り返されている事をご存知でしょうか。

骨は、骨を作る骨芽細胞と、骨を壊す破骨細胞という細胞によって維持されています。

骨はずっと同じ骨の細胞があるので無く、古くなった骨は破骨細胞が骨を破壊してしまい、その破壊された骨のあった場所に骨芽細胞が新しい骨を作ります。

この事を骨のリモデリングと呼びます。
骨は破壊されず、骨ができるのみであれば、骨が硬く脆くなってしまいます。

骨は常に古い骨を新しい骨に置き換えていく事で、健康的な骨を維持しているのです。

例えば、骨粗鬆症の方は、骨の密度が低い為に、骨を壊す破骨細胞の働きを阻害する薬を処方されています。
これは骨のリモデリングを妨げていますが、骨密度の関係でしょうがないです。

この骨粗鬆症の患者様で歯を抜くなどの観血的処置を行うと、顎骨壊死等、骨の病気になってしまうので注意が必要です。

破骨細胞という歯を破壊する細胞は一見すると歯槽骨にとっては害でしかない様に感じますが、実は歯槽骨を維持していく為に大変重要な役割を果たしているのですね。

では、本日の歯科座学でした。


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