歯科座学 51 根尖性歯周炎とは
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は、骨のリモデリングについて学びました。
健康的な骨を維持する為には、古い骨は壊して、新しくして新陳代謝を良くする事が大切なのです。
骨芽細胞と破骨細胞という骨にとってはどちらも欠かす事のできない細胞について学ぶ事で、歯槽骨だけでは無く、全身の骨についても知る事ができます。
皆さんも、骨のリモデリングは覚えておいて下さいね。
本日は、歯槽骨の中にできる炎症、根尖性歯周炎について学びます。
まず、虫歯ができると、エナメル質、象牙質が溶かされ、虫歯菌が歯髄の中に感染してしまいます。
これを、化膿性歯髄炎と呼びましたね。
その後、炎症は、歯根膜に及び、細菌性の歯根膜炎を起こします。
炎症は根尖の歯槽骨を溶かし、歯の根尖の歯槽骨に炎症が起き、これに体の免疫細胞が集まり、膿を形成します。
これが根尖性の歯周炎です。
根尖性歯周炎には様々な症状があります。根の尖に炎症があるので、噛んだり、歯を垂直に叩いたりすると、歯が炎症に当たって痛いし、根っこの炎症は回りを根っこや骨などの硬い組織で囲まれているため、腫れることができず、ちょっと腫れただけでパンパンに内圧が上がり、何もしなくても痛みがあります。
専門的に言うと噛んだら痛い咬合痛、叩くと痛い打診痛、何もしてなくても痛い自発痛などの症状です。
今後詳しく根尖性歯周炎について学んでいきましょう。
今日はここまで。
では、本日の歯科座学でした。