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歯科座学 45 セメント質の構造

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。

前回までは歯髄の炎症について学んできました。

上行性歯髄炎は、根尖孔から歯髄に感染が生じるものでしたね。

では、歯髄の章は前回で終わり、今日からセメント質について学んでいきます。

歯については、表層からエナメル質、象牙質、歯髄と内部まで学んできました。

では、歯の根っこの方はどの様な構造になっているのでしょうか。

歯の根っこは、内部から歯髄、象牙質と続き、表層はセメント質に続きます。

セメント質は、約60パーセントが無機質、約25パーセントが有機質、残りが水分で構成されています。

エナメル質の構造でも学びましたが、無機質が多ければ硬く、有機質、水分が多ければ柔らかくなります。

よって、セメント質はエナメル質などと比較して柔らかい性質を持っています。

セメント質の厚さは、歯根部や根分岐部では厚く、180μm程、
また、歯頸部では薄く50μm程の厚みとなっております。

厚みと言ってもエナメル質や象牙質に比べると、すごく薄い組織です。

また、セメント質は無細胞セメント質と、有細胞セメント質に分けられます。

歯根の表層一層を無細胞セメント質が覆い、根尖部付近では有細細胞セメント質も無細胞セメント質の上からセメント質を覆っています。

原則として、健康的な歯茎の場合、歯と歯茎の境目にエナメル質とセメント質の境目であるセメントーエナメルジャンクションができ、セメントーエナメルジャンクションよりも歯冠側をエナメル質が、セメントーエナメルジャンクションよりも歯根側にセメント質が歯を覆っています。

なんとなく歯の構造が見えてきましたか?

少し組織的で難しくなってきましたが、

まずは歯の構造を知っておくのが大切です。

では、本日の歯科座学でした。


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