歯科座学 40 壊疽性歯髄炎
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は化膿性歯髄炎について学びました。
化膿性歯髄炎は歯髄に細菌が感染してしまっているものを言い、各種刺激に対して過敏に歯髄が反応してしまいます。
今日は、壊疽性歯髄炎について学んでいきましょう。
壊疽性歯髄炎とは、神経が細菌感染し、その後神経が壊疽してしまうものを言います。
壊疽とは、簡単に言えば腐敗菌によって歯髄が腐ってしまう事で、壊死の様に単に死んでしまうだけではありません。
腐敗菌の感染であるため、一般的には歯に開いた穴から腐敗臭がする事がほとんどで、虫歯で臭いがする場合は大抵このケースです。
歯髄全体が壊疽してしまうと、今度は歯髄壊疽という病名に変わります。
簡単な例を取って、歯髄炎の変化を見てみると、
まず、エナメル質に虫歯ができます。それをそのまま放置しておくと、虫歯が象牙質に達します。この時各種刺激で神経が興奮し、歯髄充血や単純性歯髄炎になります。
虫歯が歯髄に達すると、神経が細菌に感染するので、化膿性歯髄炎になります。
化膿性歯髄炎が進み、腐敗菌の感染が生じると、歯髄が壊疽していき、壊疽性歯髄炎になります。
虫歯の進みをおっていくと比較的わかりやすいですね。
今日は壊疽性歯髄炎についてでした。
では、明日の歯科座学も宜しくお願いします。