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歯科座学 38 単純性歯髄炎

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。

前回は神経の炎症について大まかに学びました。

そもそも炎症は歯だけではなく、全身で起きるものですので、前回出てきた、炎症の5徴候は覚えておきましょう。

ちなみに、炎症の5徴候は腫脹、疼痛、発赤、出血、機能障害でしたね。

歯肉で言えば、歯茎が腫れ、歯磨きをしたら血が出て痛み、歯茎が赤くなって、物を噛めないと言った所でしょうか。

今回は神経の炎症の一つ、単純性歯髄炎についてです。。

この単純性歯髄炎で重要になってくるのが、

この炎症は神経が菌によって感染していないという事です。

今後も歯髄炎の種類について学んでいきますが、大きな特徴が感染の有無です。

神経が菌に感染していないのに神経が炎症を起こす理由としては、

冷刺激や温刺激や、酸刺激や外傷などです。

単純性歯髄炎は、軽度のもの(一部性単純性歯髄炎ともいう)は、炎症が治る可能性が高いです。神経消炎療法などがこれに当てはまります。

一方、重度に進んでしまったもの(全部性単純性歯髄炎ともいう)は、不可逆的で、炎症が治まらない可能性が高いです。

この場合は、神経を除去する必要があります。

単純性歯髄炎はもともとは漿液性歯髄炎と言われており、文字通り、漿液の滲出が著しく、象牙芽細胞の変性や委縮も認められます。

なんども言いますが、神経が細菌感染していないという事が重要な歯髄炎です。

次回以降も歯髄炎の種類について学んでいきます。

では、本日の歯科座学でした。


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