歯科座学 37 歯髄の炎症
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は歯髄の大もとの神経である脳神経について学びました。
歯髄の脳神経である三叉神経は、口腔内の多くの知覚を司っている為、大変重要です。
顔面がヒリヒリしたり、目の上下、顎の特定部位を押すと圧痛を認めるなどの三叉神経痛という症状も引き起こす為、三叉神経という言葉は覚えておきましょう。
本日は神経の炎症についてです。
そもそも炎症とは、発赤、腫脹、疼痛、出血、機能障害を5大徴候とするもので、特に神経の炎症では、疼痛が著しくあらあれます。
また、腫脹により歯髄腔の内圧が上昇し痛みが増加します。
この様な歯髄の炎症を、歯髄炎と呼び、炎症の原因によって種類がわかれます。
神経が炎症を起こすと、多くの場合は不可逆的で治らない事が多いです。
その場合は、歯の神経を取り、歯髄腔内に薬を詰めて治す処置が必要となってきます。
軽度の炎症の場合は、神経を取らなくても、原因を除去するのみで治る場合もあります。
次回以降、神経の炎症の種類について学びましょう。
では、本日の歯科座学でした。