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歯科座学 29 象牙質の再生

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。

前回は、象牙質のクッション作用について学びました。

エナメル質が割れずにいるのも、象牙質のクッション作用のお陰なのですね。

本日は、象牙質の再生についてのお話です。

象牙質は再生するのか?

これは、以前の座学で学んだ様に、第二象牙質、第三象牙質は象牙質の再生によって、象牙質が作られたのち、再生されて出来たものでしたね。

では、実際にはどの様な場面で象牙質の再生が起きるのか、詳しく見ていきましょう。

象牙質の再生で特に重要になってくるのが、虫歯などの治療をした後です。

皆さんは、虫歯の治療をして、その後治療が終わったのちしみる様になった事はありませんか。

一般的に虫歯の治療をすると、削った熱刺激や振動で神経が過敏になってしまいます。

この時、外来からの刺激に対し、通常では反応しない神経が反応してしまう場合があります。

特に深い虫歯だった場合、そのまま金属の銀歯を入れてしまうと、

金属は熱を伝え易く、虫歯で象牙質が薄くなっている場合、刺激がすぐに歯髄に伝わり痛いという事がよく起きます。

この時、象牙質が歯髄腔側に作られ、刺激を遮断しようとします。

この再生された象牙質ができるとしみるのがなくなる場合が多いです。

通常1〜2ヶ月程でできる場合が多いですが、もっと時間がかかる場合もあります。

もちろん、歯髄の炎症が不可逆的に起きてしまうと、象牙質ができても神経自体が興奮して、しみるのが続く場合もあります。

ともあれ、象牙質は神経を守るために再生され、刺激から体を守っているのですね。

では、本日の歯科座学でした。


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