歯科座学 28 象牙質のクッション作用
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
皆さん、そろそろ象牙質について理解が深まってきたのではないでしょうか。
そもそも、「歯」というものは、よく出来ており、
ものを噛んだ時、歯の表面の硬いエナメル質でおおよそのものは噛むことが出来ます。
しかし、エナメル質と言うのは、硬いかわりに衝撃に対して脆いという性質があい、もし歯がエナメル質だけであれば、すぐにヒビが入り、欠けてしまうでしょう。
エナメル質はいわば花瓶のようなもので、それ自体は硬いですが、落とすと粉々に欠けてしまう、その様な性質があります。
そこで登場するのが象牙質。
象牙質はエナメル質と比較し柔らかいですが、その代わりクッションの様な性質があります。
つまり、エナメル質に刺激が来ても、エナメル質を裏打ちする象牙質が衝撃を吸収し、エナメル質が割れずに済んでいるのです。
ただし、歯の神経が死んでしまうと、この象牙質も脆くなってしまい、歯が割れたり、折れやすくなってしまうのですね。
この様に、歯は噛む衝撃に対して歯そのものを守る工夫がされているのです。
実際には歯の周囲にある歯根膜など他の組織との兼ね合いで守っていますが、歯根膜は今後座学で話していくとして、
今日は象牙質のクッション作用についての歯科座学でした。