歯科座学 27 象牙質形成不全
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
本日は、象牙質の遺伝的疾患についてです。
以前の座学で、エナメル質形成不全症について学びました。
エナメル質が一部もしくは全て形成が不全となり、象牙質が露出するものでした。
エナメル質の形成不全があるという事は、
象牙質の形成不全もあります。
象牙質の形成不全は、主に遺伝的疾患で骨形成不全症という疾患と合併して起こります。
基本的には象牙質が作られず、その結果歯がオパール色を呈します。
象牙質形成不全の特徴は、
常染色体性の優性遺伝である
歯が鐘状の形になり、根っこが短い
エナメル質が破折しやすく、著しい咬耗が見られる
虫歯になりにくい
歯髄腔の消失
象牙細管数が減少し、象牙細管以外の象牙質基質が増加
象牙細管の太さ、分布、走行がバラバラになる
などの特徴があります。
象牙質は歯にとっては重要であり、その象牙質が形成不全になると、
様々なトラブルが起きてしまいます。
また、座学の象牙質の構造でもあったように、象牙質には象牙細管という構造があり、その象牙細管にも影響を及ぼします。
歯の色がオパール色で、何か気になるという時は、象牙質形成不全かもしれません。
その時は一度歯科を受診してみて下さい。
でもは、本日の歯科座学でした。