歯科座学26 象牙質の構造
皆さん、こんにちは。
鹿児島県 鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は、象牙質の種類について学びましたね。
第一から第三まで象牙質の種類はあり、
象牙質のできる時期によって分類されるのでした。
本日は、その構造についてです。
象牙質の構造で重要なのは、
象牙質全体を象牙細管という管が走っているということです。
エナメル質にはこのような管はありませんでしたが、
象牙質には直径1~2マイクロメートルの管が走っています。
管の中には象牙芽細胞の突起があります。
ちなみに、象牙芽細胞の本体は歯髄側にありエナメル質側にはありません。
エナメル質をつくるエナメル芽細胞は、エナメル質を形成し終わると、
基本的には無くなってしまいますが、象牙芽細胞は歯髄側に整列したまま存在し続けます。
このことで、第二、第三象牙質と言った、刺激に対する防御反応として象牙質が作られるのです。
ちなみに、知覚過敏という症状は、冷たい刺激がこの象牙細管を刺激し、その刺激が歯髄に伝わって起きると言われています。
知覚過敏のお薬や歯磨き粉も、この象牙細管を封鎖する作用で知覚過敏を抑制しています。
象牙質のことを知ることで、知覚過敏についても知ることができるのですね。
では、本日の歯科座学でした。