歯科座学 23 キシリトール
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は唾液の再石灰化の能力について学びました。
歯が溶かされても、
唾液によって復活する場合もありますが、
あまりにも脱灰が進みすぎると再石灰化が追いつかず、
歯が虫歯になってしまうのです。
では、本日はキシリトールについてです。
皆さんはガムを買う際、キシリトールと言う文言を多く目にしませんか。
歯を強くする!虫歯を予防する!
これらの文言に惹かれて、
キシリトール入りのガムを買う事が多いでしょう。
キシリトールは、そもそも自然から取れる甘味料で
大変甘く感じます。
虫歯になりにくい、というのは
キシリトールは甘味料にもかかわらず、
虫歯菌が代謝出来ず、キシリトールから酸性の物質を作れないからです。
つまり、キシリトールを取っても歯が溶かされないわけです。
ただし、ガムなどを買う際、注意しなければならないのは、
甘味料がキシリトールだけの場合なら問題ないのですが、
多くのガムは「キシリトール配合」と、虫歯の原因となる砂糖にプラスでキシリトールが配合されているだけの事もあるため、そこが注意です。
砂糖が入っていれば、いくらキシリトールが配合されていても効果はほとんどないでしょう。
最近では、キシリトール自体に虫歯菌を弱める作用も報告されている様ですが、まだまだわからない事が多くあります。
ガムを噛む事自体は、唾液をたくさん出す効果があり、大変有効です。
唾液がたくさん出れば再石灰化も多く起こるのです。
キシリトールのみ配合されているガムをよく噛む!
これが大切ですので、参考になればと思います。
では、本日の歯科座学でした。