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歯周病の基本 34

<p>皆さん、こんにちは。</p>
<p>鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。</p>
<p>本日は歯周病の基本 34 &nbsp;歯肉の異常 歯肉擦過傷 についてです。</p>


<p>前回は、歯肉クレフトについて学びました。</p>
<p>歯肉クレフトは歯と歯茎の境目の歯茎にY字状V字状に裂け目ができるものでしたね。</p>
<p>歯ブラシの仕方、噛み合わせなどが原因となっておこります。</p>
<p>本日は、歯肉擦過傷についてです。</p>
<p>まずは、歯周病の基本についての復習をしましょう。</p>
<p>歯周病の原因菌は、</p>
<p>Porphyromonas gingivalis</p>
<p>Aggregatibacter actinomycetemcomitans</p>
<p>歯周病の分類ですが、</p>
<p>歯肉は腫れているものの、歯槽骨の吸収が無いのが歯肉炎、</p>
<p>歯周ポケットが3〜5ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1以下が軽度、</p>
<p>歯周ポケットが4〜7ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1〜2分の1が中度</p>
<p>歯周ポケットが6ミリ以上で、歯槽骨の吸収が2分の1以上が重度</p>
<p>でしたね。</p>
<p>根面溝、エナメル滴、エナメル突起は歯周病を悪化させる歯牙の形態異常でしたね。</p>
<p>また、内服薬と歯肉の増殖とに関係の深いものがありました。</p>
<p>それは免疫抑制剤のシクロスポリン</p>
<p>高血圧の薬であるニフェジピン</p>
<p>てんかんの治療薬であるフェニトイン</p>
<p>でしたね。</p>
<p>では、本日の講座 歯肉擦過傷についてです。</p>
<p>擦過傷とは、漢字の通り「こすりすぎてできた傷」の事です。</p>
<p>歯肉をこするものは何かというと、</p>
<p>当然歯ブラシですね。</p>
<p>ブラッシングで、よごれをよく取ろうとして強く歯を磨くと</p>
<p>歯茎に傷がついてしまいます。</p>
<p>そこからばい菌が感染したり、炎症がおきたりして</p>
<p>腫れたり、痛くなったりする場合もよくあります。</p>
<p>皆さん、以前ブラッシングの基本の講座を覚えていますか?</p>
<p>ブラッシングは強く磨けばそれだけよく汚れが落ちるのわけではありません。</p>
<p>優しく小刻みに歯ブラシの毛先を用いて磨くことが大切になってきます。</p>
<p>歯茎に擦過傷が見られる場合はそのほとんどが強く歯を擦っています。</p>
<p>自分では強く磨いていないと思っていても、</p>
<p>実は磨き方一つで歯茎にダメージが蓄積されてしまうのです。</p>
<p>歯医者さんでハミガキ指導をしてもらった事が無い方は是非歯科を受診しましょう。</p>
<p>歯ブラシが歯の健康の基本です</p>
<p>では、本日の講座 歯肉擦過傷についてでした。</p>


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