1. 四元歯科(鹿児島市)
  2. 歯科座学
  3. 歯周病の基本 27

歯周病の基本 27

<p>皆さん、こんにちは。</p>
<p>鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。</p>
<p>本日は、歯周病の基本27 歯周病と歯の形態異常 &nbsp;根面溝 についてです。</p>


<p>前回までに、歯周病と関係の深い歯の形態異常として、</p>
<p>エナメル滴、エナメル突起について学びました。</p>
<p>どちらもエナメル質が関係しており、</p>
<p>その部位との繊維性の付着が困難な為に歯周ポケットが深くなるのが原因でした。</p>
<p>本日は根っこにできる形態異常 根面溝についてです。</p>
<p>まずは復習をしましょう。</p>
<p>代表的な歯周病菌は</p>
<p>Porphyromonas gingivalis</p>
<p>Aggregatibacter actinomycetemcomitans</p>
<p>でしたね。</p>
<p>そして、歯周病の分類ですが、</p>
<p>歯肉は腫れているものの、歯槽骨の吸収が無いのが歯肉炎、</p>
<p>歯周ポケットが3〜5ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1以下が軽度、</p>
<p>歯周ポケットが4〜7ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1〜2分の1が中度、</p>
<p>歯周ポケットが6ミリ以上で、歯槽骨の吸収が2分の1以上が重度</p>
<p>でしたね。</p>
<p>糖尿病、心臓血管疾患、骨粗鬆症、早産・低体重児出産、 肺炎、喫煙、妊婦さんは</p>
<p>歯周病と深い関係がありました。</p>
<p>細菌の出す酵素には</p>
<p>コラゲナーゼ、トリプシン様プロテアーゼ、ヒアルロニダーゼなどありましたね。</p>
<p>では、本日の講座 根面溝についてです。</p>
<p>根面溝は、読んで字のごとく、</p>
<p>歯の根っこにある溝、くぼみの事です。</p>
<p>根面溝がよく見られる歯の種類は</p>
<p>上下小臼歯近心(前歯から数えて4番目5番目の前歯側の)根面です。</p>
<p>その他の歯にももちろん見られます。</p>
<p>では、なぜこの根面溝が歯周病と関係するのでしょうか。</p>
<p>それは、溝ができている為、その部分だけ、汚れが溜まりやすく、</p>
<p>歯周ポケットが深く形成されやすいからです。</p>
<p>また、歯医者さんでの歯石とりでも取るのが難しい場合があり、</p>
<p>なかなか治らず、歯周病が進んでしまう場合があります。</p>
<p>歯石とりをしてもなかなか治らない場合は、</p>
<p>歯周外科を行い、根面を直視しながら治療することで、</p>
<p>根面溝の汚れ、歯石を確認、除去できます。</p>
<p>根面溝がないか十分に確認して治療していくことが大切ですね。</p>
<p>では、本日の講座 歯周病と歯の形態異常 根面溝についてでした。</p>


エントリーリスト

© 医療法人 寿洋会 四元歯科 All Right Reserved.