歯周病の基本 26
<p>皆さん、こんにちは。</p>
<p>鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。</p>
<p>本日は歯周病の基本 26 歯周病と歯牙の形態異常 エナメル滴についてです。</p>
<p>前回は、歯牙の形態異常のうち、エナメル突起について学びましたね。</p>
<p>エナメル突起はエナメル質が根分岐部に伸びているもので、</p>
<p>歯肉の付着が弱くなって歯周ポケットが深くなってしまうものでした。</p>
<p>今回はエナメル滴についてです。</p>
<p>エナメル突起と名前が似ているので間違えない様にしてくださいね。</p>
<p>本題の前にまずは毎回の復習からです。</p>
<p>歯周病の原因である歯周病菌、その代表として</p>
<p>Porphyromonas gingivalis</p>
<p>Aggregatibacter actinomycetemcomitans</p>
<p>がありました。</p>
<p>歯周病の分類を分類してみると主に、</p>
<p>歯肉は腫れているものの、歯槽骨の吸収が無いのが歯肉炎、</p>
<p>歯周ポケットが3〜5ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1以下が軽度、</p>
<p>歯周ポケットが4〜7ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1〜2分の1が中度、</p>
<p>歯周ポケットが6ミリ以上で、歯槽骨の吸収が2分の1以上が重度、</p>
<p>に分けられます。</p>
<p>例えば、糖尿病、心臓血管疾患、骨粗鬆症、肺炎、早産・低体重児出産は</p>
<p>歯周病と深い関係がありましたね。</p>
<p>タバコを吸うとニコチンの影響で組織の修復が妨げられる事や、</p>
<p>妊娠中は女性ホルモンの影響で歯周病菌が活動的になる事も習いましたね。</p>
<p>では本日の講座、エナメル滴についてです。</p>
<p>エナメル滴は、歯根の表面にできる楕円形や円形の隆起で</p>
<p>エナメル真珠、異所性エナメル質とも呼ばれます。</p>
<p>エナメル滴はエナメル質だけではなく、象牙質や歯髄腔があるものもあって</p>
<p>上下の親知らず、特に上顎に多く見られます。</p>
<p>エナメル突起と同じ様に、この部分には歯肉の付着が弱いため、</p>
<p>歯周ポケットが深くなってしまいます。</p>
<p>また、レントゲンでは歯石と間違え無い様に注意が必要です。</p>
<p>この様な異常は一度歯周病が進んでしまうとあっという間に重症化してしまう為、</p>
<p>十分な歯周病予防をしていきましょう。</p>
<p>では、本日の講座 歯周病の基本 エナメル真珠 についてでした。</p>
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