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歯周病の基本25

<p>皆さん、こんにちは。</p>
<p>鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。</p>
<p>本日は歯周病の基本25 歯周病と関係のある歯の形態 エナメル突起 についてです。</p>


<p>前回までにコラゲナーゼ、トリプシン様プロテアーゼ、ヒアルロニダーゼなど</p>
<p>細菌が出す代謝産物を学びましたね。</p>
<p>今日からは歯の形の異常が歯周病に悪影響を及ぼすという講座をしていきます。</p>
<p>まずは毎回の復習からです。</p>
<p>代表的な歯周病菌といえば、</p>
<p>Porphyromonas gingivalis</p>
<p>Aggregatibacter actinomycetemcomitans</p>
<p>歯周病の分類については</p>
<p>歯肉は腫れているものの、歯槽骨の吸収が無いのが歯肉炎</p>
<p>歯周ポケットが3〜5ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1以下が軽度</p>
<p>歯周ポケットが4〜7ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1〜2分の1が中度</p>
<p>歯周ポケットが6ミリ以上で、歯槽骨の吸収が2分の1以上が重度</p>
<p>です。</p>
<p>糖尿病、動脈硬化・感染性心内膜炎等の心疾患、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産、骨粗鬆症</p>
<p>これらは歯周病との関係性が示されています。</p>
<p>喫煙者と妊婦さんも歯周病になりやすいのでしたね。</p>
<p>では、本日の講座 エナメル突起についてです。</p>
<p>エナメル突起は、歯の最表層にあるエナメル質の一部が根っこの方まで飛び出した歯の形態異常です。</p>
<p>特に下の奥歯に多く、下の奥歯の根っこが2本ある歯の根っこと根っこの分岐部に見られます。</p>
<p>これがなぜ悪いかというと、</p>
<p>歯茎とエナメル質はくっ付きがとても弱く、すぐに付着が破られ、</p>
<p>歯周ポケットを作ってしまいます。</p>
<p>簡単にいうと、エナメル突起があると歯周病、根分岐部病変が進みます。</p>
<p>場合によっては、ファルカプラスティーという処置で</p>
<p>エナメル質の形態修正を行わなければなりません。</p>
<p>歯の形態異常があると歯周病が進行しやすくなってしまいます。</p>
<p>この様な異常が無いかどうかも歯医者さんで確認してもらいましょう。</p>
<p>では、本日の講座 歯周病と歯の形態異常 エナメル突起 でした。</p>


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