歯周病の基本 22
<p>皆さん、こんにちは。</p>
<p>鹿児島市 加治屋町 四元歯科の渡辺です。</p>
<p>本日は歯周病の基本 22 歯周病と代謝産物 コラゲナーゼ についてです。</p>
<p>前回は妊婦と歯周病の関係についてお話ししました。</p>
<p>妊娠中は、女性ホルモンが増加し、それによって歯周病菌が反応し組織破壊が起こるのでしたね。</p>
<p>また、つわりや食生活の変化によって、口腔内の環境が悪化する事も</p>
<p>妊娠中に歯周病が進みやすい要因でしたね。</p>
<p>本題に入る前に前回までの復習です。</p>
<p>歯周病菌・・・</p>
<p>Porphyromonas gingivalis</p>
<p>Aggregatibacter actinomycetemcomitans</p>
<p>分類・・・</p>
<p>歯肉は腫れているものの、歯槽骨の吸収が無いのが歯肉炎</p>
<p>歯周ポケットが3〜5ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1以下が軽度</p>
<p>歯周ポケットが4〜7ミリで、歯槽骨の吸収が歯根の3分の1〜2分の1が中度</p>
<p>歯周ポケットが6ミリ以上で、歯槽骨の吸収が2分の1以上が重度</p>
<p>歯周病と関係する全身疾患・・・</p>
<p>糖尿病、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産、骨粗鬆症など</p>
<p>歯周病の治療・・・</p>
<p>ブラッシング指導、PMTC、スケーリング、スケーリング・ルートプレーニング、歯周外科</p>
<p>でしたね。</p>
<p>本日は歯周組織の破壊に関する代謝産物 コラゲナーゼについてです。</p>
<p>歯周病菌は、コラゲナーゼという代謝産物を出します。</p>
<p>皆さんコラーゲンというものは聞いたことありますか?</p>
<p>コラーゲンは歯肉などに存在するたんぱく質で、組織形成に重要な役割があります。</p>
<p>コラゲナーゼはコラーゲンのグリシン残基のN末端側のペプチド結合を加水分解する事が知られています。</p>
<p>細菌の出す細菌性コラゲナーゼはコラーゲンを特異的に分解してしまうのです。</p>
<p>つまり、歯周組織を形成するのに重要なものを破壊してしまうのがコラゲナーゼです。</p>
<p>コラゲナーゼによっても歯周組織は破壊され歯周病は進んでいくのですね。</p>
<p>まずは歯周病菌を減らす為に、歯周病の治療を受けましょう。</p>
<p>では、本日の講座 歯周病と代謝産物 コラゲナーゼでした。</p>
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