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気になる前歯の隙間(すきっ歯)の 原因と改善策

ご自身の前歯やお子さんの前歯に隙間があることに悩んではいませんか?
「このままにしていていいのか?」「治療をしたいけれど、期間や費用など分からない」など疑問がたくさんあると思います。
そんな疑問が解決できるように解説していきます。

前歯の隙間(すきっ歯)の2つの主な原因

すきっ歯といっても原因は、<strong>生まれつきによるもの</strong>と<strong>生活習慣の影響によるもの</strong>と2つあります。

3つの生まれつきによる理由

◎もともと生えてきた歯が小さいと隙間ができやすいので、すきっ歯になりやすい。

◎永久歯は上下合わせて28本の歯が生えてきます。しかし、遺伝などにより歯が欠損している場合や顎の骨の中に歯が埋まったままになってしまった場合は歯並びに影響してすきっ歯になることもあります。

◎成長していく途中で歯と顎のバランスが崩れて、顎の大きさに対して歯が小さいと隙間ができるのですきっ歯になりやすいです。

3つの生活習慣の影響によるもの

◎ひじを立て、てのひらで頰を支える癖があると奥歯の噛み合わせがおかしくなり、歯並びに影響してしまいます。

◎就寝の体制が毎日うつ伏せや横向きだと顎や骨のゆがみの原因になってしまいます。

◎舌を前歯の裏に押し当ててしまう癖があると、前歯が徐々に前に出て開いてすきっ歯の状態になります。


これらの癖があると<strong>矯正で治療をしてもまた、すきっ歯になってしまうことがあるので、癖を治すようにしましょう。</strong>

前歯の隙間をそのままにしておくとどうなるのか?

むし歯になりやすい

前歯の少しの隙間をそのままにしておくと、歯の間に食べ物がつまりやすくなります。
食べ物がつまった状態が続くと細菌が繁殖して、むし歯や歯周病になったり口臭の原因にもなったりします。

空気が漏れて発音がしにくくなる

すきっ歯になると歯の隙間から空気がもれてしまいます。
特に「さ行」や「た行」が発音しにくくなり、他の人には聞き取りづらくコミュニケーションがとれないという悪影響がでてしまうことも。

前歯の隙間を歯科医院で改善

歯科医院での治療が可能です。しかし、基本的には外見を改善する為の治療になるため、健康保険の適用外となります。

ダイレクトボンディング

歯の隙間をコンポジットレジンとよばれるプラスチックで直接隙間を埋める治療です。
隙間の大きさにもより替わりますが、<strong>歯を削ることなく数回で終了します。</strong>
ただし、プラスチックのため2~3年程度で変色するので定期的に研磨や修理、付け替えが必要になります。

ラミネートベニア クラウン

1ミリ程度歯を削り、セラミックの人工歯を歯に貼って隙間を埋めます。
ダイレクトボンディングより値段は高くなりますが、<strong>陶器などに使われる素材なので変色や汚れがつきにくく綺麗な状態を保つことができます。</strong>

矯正治療

ブラケット矯正

一般的な矯正でブラケットやワイヤーを歯につけて、歯を動かしていく矯正法。
歯を削ったり抜いたりすることなく綺麗に前歯の隙間をなくすことができます。

裏側矯正

ブラケットやワイヤーを歯の裏側から歯につけて動かしていく矯正法。
一般的なブラケット矯正より時間がかかる場合がありますが、表に金属が見えないので目立たない矯正です。

マウスピース矯正

透明な素材のマウスピースをはめて歯を動かしていく治療法。
マウスピースそのものが目立たないので人目を気にする方には向いています。
しかし、歯を大きく移動させるには不向きなので、特に歯並びが悪いと治療できないこともあります。

放置しないで改善していきましょう。

隙間が少ししかないからと放置しておくと、加齢によって歯と歯の隙間が開いてすきっ歯が進行してしまうこともあります。
また、子供のうちにすきっ歯を治すと治療期間が短く、簡単に治療できる場合があります。
すきっ歯が自然に治ったり、自力で治したりすることはできないので気になった時に歯科医院へ相談することをお勧めします。

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