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奥歯の差し歯の治療方法とは? 差し歯、かぶせ物の種類と特徴を比較!

差し歯とは取り外しができない、かぶせ物もののことを言います。
奥の歯は食べ物をしっかり噛むために重要な役割をはたします。
そんな大切な奥歯をむし歯などで失った時に行う治療は様々です。銀歯や白い差し歯など、どんな物があるか気になりますよね?

差し歯とは?


差し歯とは、虫歯や外傷により歯の大部分を失ってしまい、歯の根のみが残った状態のときに行う治療。
①むし歯が進行して小さな一部分だけの詰め物では対応出来ない時。(歯の神経は残す)
②歯の神経の近くまでむし歯になってしまい、歯の神経を取って治療をした時。
大きく分けてこの2つの時に差し歯と呼ばれるかぶせ物をします。


差し歯の治療の仕方


①の場合
神経が残っているので毎回、麻酔をして行います。
むし歯の部分を除去して歯を土台の様な形に削り、型取りをしてかぶせ物をつけます。
治療回数は2~4回程度です。



②の場合
歯の根っこの治療をする時に数回麻酔を行います。
歯の神経を取り、お薬を入れ替えるなどして根っこを綺麗な状態にしていきます。
綺麗な状態になったら最終的な薬で根っこを詰めます。
その上にコアと呼ばれる土台を立てて、そこにかぶせ物を被せていきます。
治療回数は個人差があり、数回~十数回かかります。


差し歯のメリット・デメリット

メリット

残念ながらあまりメリットはなく奥歯は基本的に保険治療だと銀歯になってしまいます。
差し歯をする際に歯並びが悪い歯を前に出したりして、<strong>限界はありますが少し歯並びを変えることができます。</strong>

デメリット

神経を取ると歯への栄養供給が遮断されて、もろくなってしまいます。噛む力に耐えられなくなった時、<strong>歯に亀裂が入り割れてしまうこと</strong>もあります。

「差し歯」という呼び名の由来

昔はコアの土台とかぶせ物が一体化しているものを治療に使用していたので差し歯と呼ばれていました。
しかし、現在では土台を作った後にかぶせ物をする治療方法が一般的になっています。

奥歯の差し歯の主な種類

奥歯の差し歯には大きく分けて健康保険適用の治療で行える銀歯と健康保険適用外(自費)の治療で行える白い物がありあます。
現在、健康保険適用内で行える白い差し歯もありますが、残っている歯の数や噛む力によって歯科医師が判断するので相談が必要です。

FMC

フルメタルクラウンのことで、健康保険適用の銀色の差し歯です。
大きくお口を開けた時に見える場合がありますが、強度が強く噛む力が強い人にも安心です。

オールセラミック

健康保険適用外(自費)治療の白い差し歯です。
差し歯の全面が白いセラミックでできていて、金属アレルギーの心配がありません。
汚れや着色がつきにくく、変色しません。
しかし、陶器でできているので割れる心配があります。

自分にあった奥歯の差し歯を選択しましょう。

<strong>健康保険適用の治療はどこの歯医者で治療を受けても治療内容が同じであれば値段は変わりません。</strong>(2年に1回程度、金属代や材料費により多少変動してしまいます。)
しかし、治療方法や材料などに決まりがあるので、白い差し歯や高度な技術を求める場合は健康保適用険外(自費)治療になります。
健康保険適用外の治療は同じ差し歯の種類でも歯科医院によって値段が異なります。

白い差し歯にも様々な種類があり、値段も4万円~20万円と幅広くあります。
健康保険適用の銀歯はトータルで1万円ほどの負担です。
それぞれのメリット、デメリットを考慮して治療方法を選択しましょう。

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