歯周病の予防・改善は歯磨きから!効果的な歯ブラシの使い方とは?
歯周病予防とは、一体どんな事をしたらいいのでしょうか?
実は、毎日の歯磨きがポイントになっているんです。
毎日歯磨きをしていても磨き残しがあったり、間違った方法で磨いていたりすることもあります。
では、一体どのように歯磨きをしたらいいのでしょうか?
歯周病へのアプローチは毎日の歯磨きがカギ!
実は歯周病菌に対してのアプローチ方法は毎日の歯みがきがポイント!
毎日やっているという方も「正しい歯磨き」を知らないとがあります。しかし、一概に歯磨きと言ってもお口の状況によってはさまざまです。磨けていると思っても磨き残しが隠れていることがあります。
自分の歯ならびに合った方法を知らなければ、かえって歯をダメにしてしまうこともあります。
正しく効果的な歯磨きを行うことが大切です。
間違った歯磨きを続けるとどうなる?
間違った歯磨きをするとむし歯や歯周病を悪化させ、口臭の原因になっている可能性があります。
多くの日本人は非常識とされる、間違った歯磨き方法を行っています。
「食後すぐはを磨く」と聞いたことがあると思います。
今では、食後にすぐに歯みがきをすることは逆効果と考えられています。
歯磨きは長く磨けばキレイになるのでしょうか?
歯を長く磨き続けてしまうと、歯のエナメル質が削れ傷がついてしまいます。
そして、歯茎も下がってしまう影響があります。
実は、時間、回数よりも、磨くタイミングや磨き残しをいかにコントロールするかが大切だと言われています。
正しい・効果的な歯磨きのコツとは?
歯磨きは1日何回するのがベスト?
お口の中の細菌が増える時間は寝ている間です。
いろいろな説はありますが、就寝前と起床後の1日2回が効果的と言われています。
就寝中はプラークが増えやすいので、繁殖を防ぐために就寝前の歯磨きはしっかりしましょう!
起床後の歯磨きは寝ている間に溜まった細菌を磨き、口臭予防をします。
歯磨きをする時間は最低3分です。
大体、1本につき10回~20回小刻みに動かして磨きます。
お子様の場合は夜に仕上げ磨きをプラスすると良いでしょう。
毛の当て方と力加減
歯ブラシの当て方は
①毛先を歯と歯茎の境目の45度の角度に当てて磨くこと。
歯と歯茎の間に入れ込むようにあてる。
②小刻みに動かして磨くこと。
小刻みに動かすことで歯と歯の間の汚れも落とすことができます。
③軽い力で磨く。
持ち方はペンを持つように握り力は150g~200g
歯ブラシの力加減は、お子さんにとってはわからないものです。仕上げ磨きの時に親御さんが必死になりすぎてエナメル質を傷つけてしまうこともあるので、力加減や、当て方には注意してあげてください。
磨き残しが多い場所とは?
お口の中には歯ブラシが届かない所がたくさんあります。
①歯と歯の間
歯と歯の間は隙間が狭いのでちゃんと磨いていても毛先が入りにくくなっています。
②歯と歯茎の境目
意外とこの部分に歯ブラシが当たってないことがあります。
③奥歯のみぞ
奥歯は見えにくいところでもあり前歯より虫歯になるリスクがあります。
④一番奥の舌側
舌が邪魔になってしまい歯ブラシがうまく届かなくなってしまっています。
⑤奥歯の頬側
大きく口を開けてしまうと歯ブラシが届きにくくなってしまいます。
この5か所が、磨き残しが多く虫歯になりやすい場所です。
歯ブラシのつま先やかかとを使ったり歯ブラシを立てて磨いたりしてみましょう。
デンタルフロス、歯間ブラシも併用するのがおススメ!
歯ブラシのみでブラッシングした場合61%。ブラッシングとフロスの併用79%。
ブラッシングと歯間ブラシの併用85%。
歯ブラシだけでは十分に歯と歯の間まで磨けていないことがあり、しっかり磨けている様で実は磨き残しがあったりするものです。
特に隙間の狭いところには、デンタルフロスを、隙間の広い部分やブリッジをしている方には歯間ブラシを併用していくことをおすすめします。
ただし、歯間ブラシはすき間によってサイズが異なるためすき間にあったサイズを使用するようにしてください
ポイントを抑えて効果的な歯磨きを!
歯磨きのタイミングは就寝前と起床後の2回です。
時間をかけて磨くのではなく、適度な時間と力加減をしっかり守ることで、ご自身の歯をむし歯・歯周病から守ることができます。
あくまでも、歯磨きの目的はプラークを落とすことです。
しかし、お口の中の状況やはならびによっては、歯ブラシだけでのケアーは難しくなっています。
歯ブラシだけに頼るのではなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどを上手に使い分けることをお勧めします。
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