歯科座学 271 歯科疾患実態調査 8020運動
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。
前回は、喪失歯の状況とその補綴の状態について学びました。
5歳以上の多くの年齢階級で、喪失歯を有するものの割合は、過去の調査より減少する傾向にありました。また、一人平均の喪失数も減少する傾向となりました。
欠損補綴物の装着者は55歳以上で半数を超えています。
装着された補綴物の内訳は、85歳未満ではBr装着者が最も多いが、そのピークは65歳以上70歳未満で約半数に見られました。
85歳以上では 部分床義歯装着者と全部床義歯装着者が同程度に多かったが、これらの義歯は年齢階級が高くな るにつれて多く見られた。他方でインプラント装着者は、どの年齢階級でも5%に満たない傾向となりました。
本日は、現在歯の状況(8020達成者等)についてです。
20歯以上の自分の歯を有する者は、いずれの年齢階級においても回を重ねるごとに増加傾向に ありました。
なお、8020達成者の割合(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は、75歳以 上84歳未満の8020達成者の割合から、51.2%と推計されます。
また男女を比較すると20歯以上保有 者の割合、1人平均現在歯数、ともに、後期高齢者で男性の方がやや 高値を示しました。
以前からよく、80歳で20本歯を残しましょうと言われてきましたが、
ついに、2人に1人は80歳以上で20本の歯を持つ時代になったのですね。
では、本日の歯科座学でした。