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歯科座学 248 歯周病の安定期治療

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回は、歯周-歯内病変の治療について学びました。
基本的には、歯周-歯内病変の分類に対して治療を行っていきます。
クラスIは歯内病変由来ですので歯内治療を先に行いました。
この場合、歯内病変が改善すると、自然にセメント質、歯根膜繊維は再生するので、スケーリング・ルートプレーニングなどによって、歯周組織を破壊しないように注意する事が重要でしたね。
クラスIIは歯周病変由来で、不可逆性の歯髄炎が疑われる場合に抜髄を行いました。場合によっては、歯周病由来に炎症が歯髄に及んでいても、症状なく歯髄が死んでいたり、壊疽を起こしている場合も認められるのでしたね。 クラスIIIの複合型の場合、まずは歯内治療を行い、歯周治療との併用で行っていくのでした。

本日から、歯周病の安定期ケアについて学んでいきます。
歯周病の安定期ケアには、SPTと呼ばれるサポーティブペリオドンタルセラピーとメンテナンスに分けられます。
一般的に、細菌性のプラークは口腔内に常在しており、外傷性の因子も合わせて、適切な歯周治療を行ったにも関わらず、4mm以上の歯周ポケットや根分岐部病変が残ってしまう場合があります。
また、歯周病のケアを行っている間はやる気に満ち溢れていますが、そのやる気も時間とともに低下してしまいますし、口腔内の環境や時間の経過とともに歯肉辺縁の位置や形態の変化が起こってしまいます。
さらに、全身疾患の影響も受け、歯周病は再発しやすくなります。
ですので、歯周治療によって治癒もしくは病状安定になった歯周組織を維持できる様に患者様のモチベーションを高め、プラークコントロールを中心とした
日常生活上の指導を基盤としたSPT、メンテナンスを行い、歯科医学的な立場から管理する事が非常に重要です。

次回以降、詳しく学んでいきましょう。
では、本日の歯科座学でした。


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