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歯科座学 57 初期虫歯

皆さん、こんにちは。

鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回までは根尖部に出来る炎症である根尖性歯周炎について学びました。

歯を支える骨を溶かし、最終的には歯茎に孔が開いて膿が出てくるといった病気ですので注意が必要です。

さて、ここ最近は、エナメル質から始まり、象牙質、歯髄、セメント質、歯根膜、歯槽骨と学び、それに付随する炎症について学んできました。

歯の全体的な構造は理解頂けたでしょうか。

そもそもこの歯の構造を学ぶのは虫歯の話をしたかったからです。

と言うのも、虫歯は単に歯に穴が開いているのみならず、歯のどの構造まで虫歯が進んでいるかで治療が変わってきます。

つまり、エナメル質で虫歯が起こっているもの、象牙質まで虫歯が進んでいるもの、歯髄まで虫歯が進んでいるもので治療法や症状が変わってきます。

今日は、エナメル質に限局した虫歯についてです。

エナメル質の虫歯は表面が脱灰しているものの穴は開いていないCO、
エナメル質に穴が開いているものの、象牙質には及んでいないものC1、に分けられます。

COやC1は、治療しない事も多く、特にCOに関しては、歯に穴が開いているわけでは無いので、元に戻る可能性があります。
つまり、再石灰化を起こせば治ります。

C1に関しては、穴が歯に開いている(実質欠損という)状態ですので、穴が自然に塞がる事はありません。

しかし、エナメル質内の虫歯は進行が遅く、進行をストップさせてしまえば治療しない事も多々あります。

次回は、これらCO、C1の実際の治療について学んでいきましょう。

では、本日の歯科座学でした。


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