歯科座学 19 職業による脱灰
皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科です。
前回は咬耗症についてでした。
全ての人は寝ている時に
歯ぎしりや食いしばりをしていると考えて良いでしょう。
いや、そんな事言われたことない、とか
夜は口を開けて寝ていると言う方もいらっしゃるでしょうが、
歯ぎしりや食いしばりは現代社会においては必要な事ですので、
ほぼ間違いなくしています。
さて、今回は職業によって歯が溶ける事について学びましょう。
以前、座学で学んだ飲み物によって歯が溶ける現象、
これを酸う症と言います。
現代では、飲み物による酸う症が多く認められますが、
以前では、酸う症といえば職業病の一種でした。
どの様な職業かと言うと、
ガラスの細工工場やメッキ工場など、
HF、HCl、SO3、NO2、CO2などの強酸の物質を扱う
職業についている場合です。
仕事で口腔内が強酸の物質に暴露し、
歯のエナメル質が表在性に溶けてしまいます。
この様な職業についている方は、
特別に歯科検診を受けなければならない法律まであります。
仕事、環境によっても歯が溶けるのですね。
では、本日の歯科座学でした。