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歯科座学 223 スケーリングルートプレーニング

皆さん、こんにちは。
鹿児島市 加治屋町 四元歯科の院長 渡辺です。

前回はスケーリングについて学びました。
スケーリングは縁上の歯石及び歯垢を除去する歯科医院で行う専門的ケアの一つでした。
歯石は、一般的には歯ブラシでは除去できません。ですので、一度歯石が付いてしまうと歯医者さんで除去しない限りずっと付いたままになってしまいます。
スケーリングは、スケーラーという機械で除去します。
そもそも、歯石とは唾液中のカルシウムが細菌などの汚れを核として歯面に付着するものでした。
ですので、唾液の出口に近い歯面によく付着します。
例えば耳下腺の開口部である耳下腺乳頭、舌下腺、顎下腺の開口部である舌下小丘付近の歯面です。
耳下腺乳頭は上顎左右第1大臼歯頬側にあるので上顎左右第1大臼歯頬側に、舌下小丘は下顎前歯舌側にあるので下顎前歯舌側に歯石は付着しやすい傾向にあります。

では、歯肉縁下の歯石はどのように除去するのでしょうか。
歯肉縁下の歯石は縁下歯石と呼ばれ、唾液のカルシウムではなく、歯肉ポケット内の血液中や組織液中のカルシウムが固まってできます。色は黒褐色で非常に強固に歯根に付着しています。
これらはスケーリングルートプレーニングと呼ばれる方法で除去します。
スケーリングルートプレーニングは、手用のスケーラーを歯周ポケット内に挿入し歯根表面が滑沢になるまでスケーラーを上下に動かし歯石を除去します。
歯石の取れた歯根はその後上皮の付着がおき、歯周ポケットが改善します。
スケーリングルートプレーニングは、歯周病の治療でも非常に重要な治療ですので、悪い歯周病と診断された場合はスケーリングルートプレーニングの治療を必ず受けましょう。

では、本日の歯科座学でした。


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