歯周炎の種類③
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯周炎の種類3回目の今回は咬合性外傷についてです。
咬合性外傷は炎症を憎悪させる因子である外傷性咬合(咬合性外傷が起こる原因。クラウンやインレー、充填物の高さが原因)が働くと、歯周組織は咬合性外傷を受けます。
高度な外傷になると歯の動揺(グラグラする)、歯の咬耗(すり減り)、歯の傾斜(歯が傾く)位置の移動などが見受けられます。
グラインディング(歯を無意識にこすり合わせる)、クレンチング(食いしばり)、タッピング(歯をカチカチする)などのブラキシズム(異常機能習癖)は咬合性外傷を生じる重要な要因でもあります。
咬合性外傷はその歯に残っている歯周組織の量によって以下の2つに分類されます。
①一次性咬合性外傷
正常な(支持力の十分ある)歯周組織に、その許容範囲を超えた外傷性の咬合が作用している状態。
②二次性咬合性外傷
歯周炎の進行などによって支持力が低下した歯周組織に、その許容範囲を超えた外傷性の咬合が作用している状態で、正常な咬合力によっても生じることがある。
☆治療法
成人の多くは歯周炎と一緒に起こることが多く、プラークを除去すること、つまりご自身での歯磨きを丁寧に行い炎症を抑えることが第一になります。
噛み合わせを見てもらい、高く当たっているところがあれば調整をしたり、それでも動揺が激しい場合は横の歯とくっつけたり、ブリッジにしたりすることもあります。