小児の虫歯予防 フッ化物の応用①
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
小児の虫歯予防としてフッ化物(フッ素)がよくつかわれます。
今回からはフッ化物についてのお話です。
フッ素の摂り方としては歯面に塗る方法と、家庭でのうがい、フッ素入りの歯磨き粉の使用です。
今回は歯面塗布法についてです。
歯面塗布法で使われる薬剤
⑴2%フッ化ナトリウム溶液(NaF)
中止で無色無臭の液体で、長期間安定して保存できる。通常2週間から1か月1内に4回塗布を行います(フォーム版の市販品もあります)
⑵リン酸酸性フッ化ナトリウム溶液(APF)
2%フッ化ナトリウム溶液を正リン酸で酸性にしたもので、現在最も用いられている。通常年1~2回塗布を行う(こちらもフォーム版あり)
⑶リン酸酸性フッ化ナトリウムゲル(APFゼリー)
酸性フッ素リン酸溶液にカルメロースナトリウムをくわえてゼリー状にしたものである。通常年1~2回塗布を行う
⑷8%フッ化第一スズ溶液(SnF2)
酸性(pH2.8)で渋みがあり、不安定で白色沈殿を生じると効果が失われる。調整後、直ちに塗布しなければ効果が得られず、溶液状態での保存ができないなど、取り扱いが不便なため、現在はあまり使用されていない。