歯の萌出異常② 萌出方向の異常
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯の萌出異常2回目は萌出方向の異常についてです。
▽異所萌出
正常な位置より離れて萌出するものを異所萌出といいます。原因は永久歯胚の位置異常、小さな顎骨、顎骨と歯の大きさの不調和、過剰歯の存在、乳歯の晩期残存により起こってきます。
下顎中切歯の異所萌出では、乳中切歯の舌側から萌出するもので、ほとんどの小児でみられることから異常とは考えられていません。上顎第一大臼歯の異所萌出では、多くの場合、隣在歯である第二乳臼歯の遠心根を吸収しながらも萌出します。(ジャンプ型という)
まれに、第二乳臼歯に引っかかって萌出できず(ホールド型)、第二乳臼歯の抜歯でようやく萌出できることもあります。